愛には恐れがない | ヨハネの手紙一 4章13-21節

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ヨハネの手紙一 4章13-21節

愛には恐れがない。完全な愛は恐れを締め出します。なぜなら、恐れは罰を伴い、恐れる者には愛が全うされていないからです。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネの手紙一 4章18節

愛には恐れがない

神はあなたにとってどのような存在でしょうか。神を優しいお方として感じる人もいるし、恐ろしい存在として感じる人もいるでしょう。あるいは、優しさと恐ろしさが共存すると感じることもあるかもしれません。

「愛は恐れない」と言っていますが、この「恐れ」とは、奴隷が主人を恐れるときに用いられる言葉です。愛と恐れは共存することができません。私たちが神を信じているのは、神の裁きが恐いからではありません。恐れをもって、その方に従っているのではありません。神は私たちを奴隷ではなく、神の子としてくださり、愛する独り子を死に渡すほど私たちを愛してくださいます。

神は確かにこの世を裁くお方です。神の前に罪を犯す人はこの裁きを免れることができません。しかし、イエス・キリストを主と信じる人びとは、この裁きを受けるどころか、神の子として愛される者なのです。神を愛する者は、神が先に示してくださったその愛の故に神を恐れる必要はありません。

きょうも一日、その神の愛に包まれて生きていることを感謝したいと思います。

申 成日(広島教会)