クリスマスの喜び | サムエル記下 9章

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サムエル記下 9章

ダビデの王座とその王国に権威は増し
平和は絶えることがない。
王国は正義と恵みの業によって
今もそしてとこしえに、立てられ支えられる。
万軍の主の熱意がこれを成し遂げる。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 サムエル記下 9章6節

クリスマスの喜び

乳飲み子は誕生されました!待ち望んだアドベントの日々はもはや過ぎ去りました。今や私たちの心の中に湧き出ている喜びは尽きることがありません。神の慈しみは確かで、この世に救い主を誕生させられました。ですから、私たちはきょう、クリスマスを喜び、お祝いします。

「闇の中を歩む民は、大いなる光を見、死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた」(1節)。このイザヤの預言は、実現しました。

イスラエルはずっと屈辱を味わい続けていました。彼らはあまりに弱く、無力でした。しかし、イザヤはその彼らに希望の言葉を告げました。彼らにギデオンがミディアン人を打ち負かした奇跡的な勝利を思い出させます。

しかし、そこで、新しい軍事的な戦略を語ったのではありません。驚くべきことに、ひとりのみどりごの誕生を預言します。権威が彼の肩にある。「その名は、『驚くべき指導者、力ある神、永遠の父、平和の君』と唱えられる」(5節)。主に新しい歌を歌おう!神の国はやってきました!もう待つ時間は終わりました!

王なるイエス、万歳!

ステファン ・ファン・デア・ヴァット(神戸改革派神学校)