主が行われる | 使徒言行録 14章

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使徒言行録 14章

ところが、信じようとしないユダヤ人たちは、異邦人を扇動し、兄弟たちに対して悪意を抱かせた。それでも、二人はそこに長くとどまり、主を頼みとして勇敢に語った。主は彼らの手を通してしるしと不思議な業を行い、その恵みの言葉を証しされたのである。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 使徒言行録 14章2節~3節

主が行われる

神を第一とすることには、時に困難があります。主のために働くことが、必ずしも成功体験を約束してはいないからです。私たちが神の御業を作り出すのではありません。私たちは神の御業の起こることを期待するだけです。

このように神の御業に期待するとき、神が私たちを用いてくださいます。主が私たちよりも先に立って進んでくださるからです。私たちは、キリストの背中を見つめながら、一足一足進みます。

「恐れるな」とキリストが言われます。そうして、人びとの悪意の中で、パウロたちは主について勇敢に語り続けました。パウロたちの信仰が現れていますが、そこに神の働きかけがありました。神が彼らを通して働かれました。

神のために働くときに妨害されることもあるでしょう。しかし、主に仕える働きですから、主ご自身が力を与えてくださいます。主からあなたに委ねられている働きは何でしょうか。主に仕えることで、あなたの心に生じる不安は何でしょうか。主があなたを強くし、力を与えてくださいますように。恐れに打ち勝つ、主の御業が行われますように。

後登 雅博(高蔵寺教会)