神の国に入るためには | ヨハネによる福音書 3章

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ヨハネによる福音書 3章

「はっきり言っておく。人は、新たに生まれなければ、神の国を見ることはできない。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネによる福音書 3章3節

神の国に入るためには

主イエスは、ニコデモと親しく対話なさいました。このニコデモは、ファリサイ派に属し、71人しか選ばれない最高法院のメンバーでしたから、エリート中のエリートです。しかし、彼には切実な問いがありました。人間は、律法を一所懸命行って善い業に励むことで、本当に神の国に入れるのだろうか?

主イエスは、ニコデモに寄り添って、神の国への道を忍耐強く教えてくださいました。それは、まず何よりも、やがて十字架に上げられ、神の小羊となる主イエスを仰ぎ見て、主イエスを信じることです(16節)。同時に水と聖霊によって新たに生まれることです(5節)。これは水による洗礼と聖霊のお働きが必要ということです。

私たちは、聖霊のお働きをすでに受けたからこそ、主イエスを信じて洗礼を授かったことをおぼえましょう。キリスト者ならば、もう既に聖霊によって新たに生まれているのです。

神の国に入って永遠の命を確実に得るために、きょうも、聖霊のお働きによって、十字架に上げられた主イエス・キリストを仰ぎ見続けることができますように。

長谷川 潤(四日市教会)