神は家族をも恵みの中に | 使徒言行録 16章

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使徒言行録 16章

二人は言った。「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたも家族も救われます。」…看守は二人を連れて行って打ち傷を洗ってやり、自分も家族の者も皆すぐに洗礼を受けた。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 使徒言行録 16章31節~33節

神は家族をも恵みの中に

クリスチャンの中でも信仰とは個人的なもの、その恵みも信じるその人に限られたものと考えがちです。しかし、神は旧約の時代においてはもちろん、新約の時代においてもイエス・キリストを信じるその人だけではなく、その家族をも視野に入れて、「聖なる者」としてご自身のものとして祝福してくださる神です(1コリ7章14節)。特に、家族の中で自分ひとりだけがクリスチャンという方はそのことを知る必要があります。イエス・キリストにおいてご自身を示された神の恵みはそれほど大きいのです。

神は、イエス・キリストを信じる私たちと私たちの子どもの神ともなってくださると約束されました。ですから、教会はその神に心から感謝して信者の子どもたちにも洗礼を授けます。また、信者は教会に自分の子どもに「幼児洗礼」を授けることを願い出る権利を持っています。そして、教会は、神の契約を信じ、子どもをどのように養い、育てるべきかを親に勧告し、親と共に育てる責任を担います。

主イエスを信じるとは、家族の救いをも信じることで、教会と一緒にそのために祈り続けることです。

三野 孝一