木村恭子(川越教会牧師)
メッセージ: 心の目を開いてくださる
いかがお過ごしですか? 川越教会の木村恭子です。
今週は「救いの時」について考えています。
いくら聖書を読んでも、礼拝に通って聖書の話を聞いても、キリストを信じることができない。洗礼を受けてクリスチャンになりたいと思うのに、あと一歩が踏み出せない、という方いらっしゃるでしょうか。
福音書に登場するイエスの12人の弟子たちは、3年以上もの間イエスから直接教えや訓練を受けました。ですが彼らはイエスが生きておられる間は「イエスの死と復活」を信じていませんでした。福音書によれば、イエスは3回もご自身の死と復活を予告なさいましたが、彼らにはその意味が全く理解できなかったのです。
弟子たちが「イエスの死と復活の意味」を理解し信じたのは、イエスの十字架の後、復活したイエスが目の前に現れて「聖書を悟らせるために彼らの心の目を開いて」(ルカ24:45)くださった時でした。
聖書の言葉、信仰の言葉は、読んで文章の意味を理解するだけでは十分ではありません。信仰を持つためには、聖霊が働いて、私たちの心を開いてくださり、その霊的な意味を悟らせてくださる、ということが必要なのです。
信仰の問題はその主導権が神の側にありますから、焦らずに時を待ちましょう。あなたにも必ず、「救いの時」が備えられているはずです。
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