あさのことば

パッション

放送日
2004年8月17日
お話し
足立 正範(新浦安教会牧師)

足立 正範(新浦安教会牧師)

メッセージ: パッション

 ご機嫌いかがですか。新浦安教会の牧師、足立です。今日は、「パッション」という映画のお話です。

 メル・ギブソン監督の映画「パッション」が5月に公開されました。
 「パッション」とは、キリストの受難のことです。メル・ギブソン監督は、この映画でイエス・キリストの最後の12時間の受難を描きました。イエスさまがゲッセマネの園で祈られているところから映画は始まります。そして、イエスさまの十字架の死と復活で、映画は終わります。

 この映画の圧巻は、イエスさまの身体全体に加えられる暴力シーンです。ローマの兵士たちの暴力行為。鞭打ちの刑。ゴルゴタでイエスさまが手と足に大きな釘を打たされる場面。暴力とその凄惨なイエスさまの姿に本当に目を覆いたくなります。
 しかし、私の心に喜びがあふれるのは、どうしたことでしょうか。使徒言行録の第2章36節において使徒ペトロは、こう言っています。「あなたがたが十字架につけて殺したイエスを、神は主とし、またメシアとなさったのです。」
 イエスさまの手に向けて釘を握っているその手は、ギブソン監督自身の手であると、伝えられています。私は、この映画で「私がイエスを十字架につけた。イエスは私の罪のために死んだ」という監督の信仰をみました。

 イエスさまは復活し、今私たちの救い主として日曜日の礼拝において私たちとお会いくださいます。私たちの罪を赦す為に。主よ、感謝します。

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