あさのことば

歩み寄る神様

放送日
2010年2月16日(火)
お話し
千ヶ崎基(草加松原教会牧師)

千ヶ崎基(草加松原教会牧師)

メッセージ: 歩み寄る神様

 いかがお過ごしでしょうか。草加松原教会の千ヶ崎基です。
 今日も神様の御言葉に耳を傾けていきましょう。
 旧約聖書、創世記3章1節以下に、アダムとエバが罪を犯してしまう話が出てきます。彼らは神様から一つの命令を聞いていました。それは、エデンの園の中央にある善悪の知識の木から取って食べてはならないという命令でした。

 しかしある時、誘惑するものが近寄って来て、アダムもエバもその実を取って食べてしましました。すると二人の目は開け、自分たちが裸であることを知り、二人はいちじくの葉をつづり合わせ、腰を覆うものとなりました。この時の「裸であることを知った」というのは、神様に対する裸の意識です。神様の前に罪を犯す汚れた身である自分の姿に目が開かれ、そして恥ずかしくなったのです。アダムもエバも、神様の前における自分の姿、神様の命令に背く醜さ、その裸の状態を恥ずかしがり、そして神様の顔を避けて、エデンの園の木の間に隠れてしまいました。

 その時、神様は彼らに向かって「どこにいるのか」と呼びかけられました。神様との約束を破ってしまい、神様の御前における自分の醜さに目を開かれ逃げ惑う2人に、神様は歩み寄るのです。だから人は、罪を犯しても神様の御声に聴くことが出来るのです。ここに神様の愛が表わされています。神様は、私たちの所に歩み寄り、声をかけて下さるのです。

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