あさのことば

主は聖霊によりてやどり、処女(おとめ)マリアより生まれ

放送日
2010年2月10日(水)
お話し
立石章三(横浜中央教会牧師)

立石章三(横浜中央教会牧師)

メッセージ: 主は聖霊によりてやどり、処女(おとめ)マリアより生まれ

 お元気ですか。横浜中央教会の立石です。
 今週はキリスト教会で最も古い信仰告白文である「使徒信条」を学んでいます。「我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。我はその独り子、我らの主イエス・キリストを信ず」というところまでを先日まで学びました。今日はその続きです。「主は聖霊によりてやどり、処女(おとめ)マリアより生まれ」という言葉です。これは、イエス・キリストは私たちの誕生の仕方とは違うということを教えています。キリストは人間の性欲の結果生まれたのではない、神様の奇跡によって生まれた方です。

 キリストは神様のもとから送られて来た正真正銘の神様ですが、人類すべての代表者になるために、人として生まれました。しかし人の罪を受け継いではならない。この難しい条件をクリアしたのが「聖霊によりてやどり、処女マリアより生まれる」という方法でした。神であり人であるキリストが私たちの主、ご主人です。

 神が人となるということは神のへり下りです。神様は私たちの手の届かない所で私たちを見下ろしているのではありません。保育園の保母さんたちが真っ先に覚えねばならないことは、子どもたちの目線で話すということです。上から見下ろしているのでは子どもの心を引き出した会話ができません。昔、まだ小学生の子どもを病気でなくされた牧師さんがおられましてこう言われました。「私は子どもを無くして、本当に父親となったような気がします」。神様も自分の独り子を地上に送り、なおかつその子を十字架で殺されてしまうという体験をなさることにより、本当に父親となられたのです。

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