あさのことば

人の息、神の息

放送日
2004年7月20日
お話し
今井 献(東京教会牧師)

今井 献(東京教会牧師)

メッセージ: 人の息、神の息

 いかがお過ごしでしょうか。東京教会の今井献です。

 ペトロの手紙一 1:22には「あなた方は、真理を受け入れて、魂を清め、偽りのない兄弟愛を抱くようになった・・・。」と教えられています。

 キリストを信じるとは「魂を清め」ていただくことに他なりません。
 では、魂とは何でしょうか。聖書には何度も魂という言葉で出てきます。わかったようでわからないのが魂ではないでしょうか。新約聖書では「息」という言葉が「魂」という意味を持っています。息は体を生かすものですから魂をもあらわすようになったようです。

 旧約聖書創世記2章には、神が土のチリで人の形を造り、その鼻に命の息を吹き入れた、すなわち神の息を直接人の鼻に吹き込んだことで、人が人となったのだと書いています。
 神の息とは、いわば神の魂ですから、人は神の魂を吹き入れられて人となったということができます。それゆえ、人は、どのような境遇におかれても、魂において神を知り、神を崇めるとき、生きていることの実感と満足を得ることができます。逆に、人の目には何の不足もなく、満ち足りているようも、魂の飢え渇きが満たされない、ということもあります。

 人は宗教的存在として造られたのであり、わたしたちの魂を満ち足らせるのは神だけです。
 キリストを信じて神を知り、魂に平安を得てください。

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