今井 献(東京教会牧師)
メッセージ: 肉の体において
  いかがお過ごしでしょうか。東京教会の今井献です。
  今週は、イエス・キリストの十字架について考えてきました。2000年前、ユダヤのエルサレムで、イエスというひとりの男が十字架にはりつけにされて処刑された。それが十字架の出来事です。
  なぜこのイエスを救い主と信じるのでしょうか。
「神は御子(イエス)の肉の体において、その死によってあなたがたと和解し…。」そう新約聖書コロサイの信徒への手紙第1章22節に記されています。ここからわかることがいくつかあります。
  第1に、このイエスの十字架は、ただの処刑ではなく、神が起こした出来事です。
  第2に、イエスはただの人ではなく神の御子です。すなわち、イエスは神でありながら人となったお方です。
  第3に、十字架にはりつけにされたイエスの肉の体において、神が人と和解してくださいました。和解とは、仲直りです。
親が子供を叱るとき、子供にはなぜ叱られているのかわからない場合があります。小さい子供は、友達をたたいたり、ものを黙ってとることが悪いことだとはわかりません。けれども、教えられるとだんだん分かってきます。
  イエスの十字架は、人が罪深い者であること、その罪は神によって罰せられるべきものであることを教える神の出来事です。
  また、イエスがわたしたちに代って、その刑罰を受けてくださいました。それゆえ、神と人との関係は、親しい関係になりました。これがキリストの救いです。親から教えられるように、神から教えられることはたくさんあります。
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