あさのことば

神さまに立ち帰る

放送日
2013年3月13日(水)
お話し
大場康司(南浦和教会牧師)

大場康司(南浦和教会牧師)

メッセージ: 神さまに立ち帰る

 御機嫌いかがでしょうか。わたしは南浦和教会の大場康司と申します。
 1517年10月31日、ドイツはヴィッテンベルクの城教会の扉に、マルティン・ルターがいわゆる九十五か条の提題を掲げました。これが、その後の宗教改革という大きな信仰運動へと至る、強力な引き金となったことは、よく知られています。
 ルターは、熱心にまた忠実に信仰に生きるためには、どう生きるべきかということを巡って、この提題を通し、人々に討論を呼びかけたのでした。

 さて、この九十五か条の提題の第一の提題では、このようなことが言われています。「我々の主であり教師でありたもう主イエス・キリストが、『悔い改めよ』と言われたときに、主は、信仰者の全生涯が悔い改めの行為でなければならない、ということを意味されたのである」。
 悔い改めのことがここで言われています。その大切さです。悔改めとは、生き方を根本的に転換することです。それまで神さまに背を向けて生きていたのを、もうそれをやめて180度方向転換して神さまに向かって生きるのです。

 そのとき、わたしたちは神さまの御許にあって憩い、安らぎを得ることができるのです。神さまがわたしたちを造られたのは、わたしたちが神さまに向かって生きるようになるためだからです。
 わたしたちは、心からの悔い改めをもって神さまを仰ぎ、神さまに信頼して歩み続けていきましょう。

 今日の御言葉。「だから自分の罪が消し去られるように、悔い改めて立ち帰りなさい」。使徒言行録3章19節。

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