木村香(川越教会牧師)
メッセージ: 罪の話−本当の規範
おはようございます。埼玉県川越教会の木村香です。
本当の規範は何処にあるのでしょうか、何なんでしょうか。
天地と人を造り、世界と歴史を導いておられる神様。神様こそが規範、その御言葉がルールです。感情で恥ずかしいからだめ、なのではなくて、神様が定められたことに「違犯」することが罪、と聖書は言っています。はっきりしています。
旧約聖書(創世記3)には、その罪のことが記されています。罪とは何か、どのようにして罪がこの世に、わたしたちのところに入って来たのか、が書かれています。
法律はこの世の定め。良い生活の助けです。これを守らないと問題が起こります。たとえば交通規則。守らないと事故が起こる、死ぬことさえあります。
神様はアダムに、「律法」という「神様の定め」をお与えになりました。はっきりしています。神様の御言葉が規範。それだけです。アダムはエデンの園のどの木の実を取って食べても良い。ただ一本の木、「善悪の知識の木」だけはだめ。食べると死ぬよ、と。
これは実に守りやすいルールだと思います。100本、1000本どころではない、おそらく無数の種類と数があっただろう園の木。その中でたった1本の木の実だけは食べてはいけません。
神様のルールというのはそういうものです。なんだか難しい、守れないのが神様の教え、と思いますがそうではありません。誰でも守れるはずでしたが、アダムは破ってしまいました。
問題は木の実を1個盗んだということではなく、神様の御言葉に背いたこと。これが罪なのです。
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