
高内信嗣(銚子栄光教会牧師)
メッセージ:手袋の中の平和な世界
おはようございます。銚子栄光教会の高内信嗣です。
私が牧師として働いている教会は、保育園を併設しています。昨年行われましたクリスマス会で、園児たちが、「てぶくろ」という劇を頑張って演じていました。原作は、ラチョフ作の「てぶくろ」(福音館書店)という有名な絵本です。
おじいさんが、森の中に手袋を片方落としてしまいます。雪の上に落ちていた手袋に、まずネズミが住み込みます。次は、カエルがぴょこぴょこやってきます。さらに、ウサギやキツネ、最後は、大きなクマ、オオカミまでやってきます。「いれて」、「どうぞ」が繰り返され、読者は、「次はどうなるのかなあ」とワクワクしながらページを進めます。そのような演出があるため、夢中になってしまう絵本です。
さて、聖書は、将来完成する世界の幻を描いている箇所がいくつかあります。そのひとつに、「狼は小羊と共に宿り 豹は子山羊と共に伏す。」(イザヤ11:6)という御言葉があります。考えられないような世界です。けれども、やがて完成する神様の国は、狼と小羊が共に宿ることが可能なほどの、平和な世界です。
「てぶくろ」という絵本を読みながら、この聖書の御言葉を思い出しました。手袋のぬくもりは、「神様の愛」と言えるでしょう。その温もりの中で生きる時、私たちも、愛を持って生きていくことができるのだと思います。
世界では、現実に戦争が起こっています。聖書の語っていることは、ただの理想郷なのでしょうか。そうではありません。神様は、このわたし、そして、あなたを愛してくださいました。神の愛のぬくもりの中で生きる時、必ず、私たちも愛を持つことができる。そう信じて、今朝も、神のぬくもりの中で生きていきたいと思います。
※あさのことばのプレゼント締切はその週の土曜日です。









