リジョイス聖書日課

サムエル下13章 隣人を愛するために知恵を使う

放送日
2026年1月28日(水)
お話し
酒井啓介(坂戸教会牧師)

1月28日(水) サムエル下13章

アムノンにはヨナダブという名の友人がいた。ヨナダブはダビデの兄弟シムアの息子で大変賢い男であった。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』サムエル記下 13章3節

 人の賢さは神が与えた賜物です。その賢さを、神が喜ばれる目的のために使いましょう。ある時には、私たちの大切な人が過ちを犯すことから守るために使うこともあるでしょう。これも隣人愛です。

 ダビデの子どもには、多くの異母兄弟がいました。彼らの関係は、互いに競い合うというものでした。ダビデの長男アムノンは意志が弱く、自分の思いを我慢できない人でした。アムノンは妹のタマルに恋をします。その恋の悩みを、アムノンはいとこであり、友でもあるヨナダブに相談します。ヨナダブは「大変賢い」と周囲が認める人物でしたが、その賢さを悪用します。ヨナダブは、ここぞとばかりに、優しさを装って、相談してきたアムノンの恋が、いかにもうまく行くような方法を教えます。それは病気を装って、タマルに見舞いに来させるというものです。しかし、実はそのアドバイスは、アムノンの身を危うくするためのものでした。タマルを含め、ダビデの家族の中で取り返しのつかない問題が生じます。

 神が私たちにくださった賢さは、愛をもって自分も人も罪を犯さないようにアドバイスするために使われるものです。それは自分の損得勘定でするのではなく、神の思いを第一にして行うものです。「自分を愛するように隣人を愛しなさい」。

 【祈り】

 隣人の失敗を願わず、隣人を愛するために行動できますように。