
石原知弘(東京恩寵教会牧師)
メッセージ:神さまが結び合わせた人たちのために
おはようございます。東京恩寵教会牧師の石原知弘です。
ニュースを見ていると、不倫のような性にかかわるスキャンダルや事件が、よく報じられています。そのときは、どのメディアも、不品行の番人のように厳しい視線を向けますが、しかし、別の日には、同じメディアからたくさんの刺激的な性の情報も流れてきたりして、振り回されてしまうような現実もあります。多くの人が、性のあり方に悩むところがあるのではないでしょうか。
クリスチャンの生き方を教えてくれる「十戒」の第七戒には、「姦淫してはならない」とあります。他の人の妻や夫と性的な関係を持ってはならない、という戒めです。
旧約聖書の時代から、不品行は戒められていたわけですが、新約聖書には、みだらな思いで他の人の妻を見るなら、それは心の中で姦淫を犯したことになる、という言葉があります。厳しい言葉ですが、すべての人は、不品行の番人ではなく、檻の中の罪人である、ということです。
ちょっとした不快な言動も、罪から生じます。しかし、その罪を悔い改めるなら、私たちは赦されて、これからは誰も傷つけない生き方へと、少しずつ変えられていきます。
この戒めは、禁欲的な生き方を教えるものではなく、神さまが夫婦として結び合わせてくださった二人が、互いに愛し合うということへの積極的な招きです。そして、周りの人たちも、神さまに結び合わされた人たちを見守り、支えてあげるのです。
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