
川杉安美(草加松原教会牧師)
メッセージ:ダビデの末
いかがお過ごしでしょうか。草加松原教会の川杉安美です。
古代イスラエル王国の歴史の中で、2代目の王として「ダビデ」という人がいました。在位期間は、紀元前1000年から960年くらいです。この人は、色々と失敗もありましたが、とにかく神様に忠実に歩んだ王でした。
そのダビデ王に、神様から遣わされた預言者ナタンが言います。旧約聖書サムエル記下7章12節、13節です。「あなたが生涯を終え、先祖と共に眠るとき、あなたの身から出る子孫に跡を継がせ、その王国を揺るぎないものとする。この者がわたしの名のために家を建て、わたしは彼の王国の王座をとこしえに堅く据える。」
この預言をもとにして、ユダヤ人たちは、ダビデの子孫にいつか新しい偉大な王が生まれると期待し、待ち望んでいました。実は、この預言は、究極的には、イエス・キリストのことを指していたのです。ですから、イエス・キリストのことを「ダビデの子」と呼びます。
もちろん、イエス・キリストは、地上の王とは違います。そうではなく、神の国の王で、神の国の国民は、イエス・キリストを信じて従う人たちです。そうすると、神の国は、時代を越え、国を越えて、全世界に広がっている、ということになります。
そのように、1000年も前から、神の国の王としてのイエス・キリストの誕生は、予告されていたのです。神様がそのことを計画して、預言者によって予告しておられたのです。今、神様は、イエス・キリストを信じることで、神の国に入るように、と招いておられるのです。
今週のプレゼント ≫クリスマスカード「緑のリース」 (5名) / 2026年版画カレンダー (一人一枚) 【締切】12月6日







