草野誠(湖北台教会牧師)
メッセージ:イエス・キリストを知る恵み
おはようございます。湖北台教会の草野です。
今週は、ヨハネによる福音書17章に記された、主イエスの祈りの言葉に耳を傾けています。
主イエスは、3節でこう祈られました、「永遠の命とは、唯一のまことの神であられるあなたと、あなたのお遣わしになったイエス・キリストを知ることです。」(ヨハネ17:3)と。
「知る」とは、単なる知識として知ることではありません。聖書の中での「知る」とは、「愛する」と言い換えても良い言葉で、人格的な交わりを持ち、経験の中で心を伴って知ることです。
つまり、わたしたちが今、御子イエス・キリストの十字架を通して、永遠の命を与えられていることで、父なる神と子なるイエス・キリストの交わりの中で、「生き」、絶えず「知り」、そして、ますます神とイエス・キリストを「愛していく」ようになるようにと、主イエスは祈られたのであります。
私たちは、この主イエスの祈りの中に生かされている存在なのだ、ということを知ることは、なんという平安でしょうか。今日も、この主イエスのとりなしの祈りによって、「私」という存在が、父なる神と御子イエス・キリストの永遠の愛の交わりの中に置かれていることを知り、歩んでまいりましょう。
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