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小さな朗読会213「神様、ごめんなさい…」(John Timmer著「Once upon a time…」より)

放送日
2017年5月23日(火)
お話し
熊田 なみ子(スタッフ)

熊田 なみ子(スタッフ)

小さな朗読会213「神様、ごめんなさい…」
(John Timmer著「Once upon a time…」より)

 あるところにみんなと同じくらいのメアリーという子がいました。ある日、メアリーのお母さんは言いました「メアリー、2枚の硬貨をあげるわ。ひとつは教会で献金して、もうひとつでキャンディを買っていいわよ。」
 メアリーがどれだけわくわくしたか、想像できるでしょう?メアリーは、両手にひとつずつ硬貨をにぎりしめて言いました「仲良しのカレンに見せようっと。そしたらカレンのお母さんも私のお母さんと同じように、教会への献金のためとキャンディを買うための硬貨を2枚、カレンにあげるかもしれないわ」

 それで、メアリーは全速力でカレンのお家へと走って行きました。でも、早く走りすぎてしまったのか、つまずいて転んでしまいました。その拍子に両手から転がって、硬貨が2枚ともどこかに行ってしまいました。はじめどちらも見つけられませんでしたが、しばらく探してみるとようやく1枚だけ見つけることができました。見つけたとき、メアリーがなんて言ったか、わかりますか?
 メアリーはこう言ったんです「うわぁ、教会に献金するはずのお金をなくしちゃったぁ。でもよかった、キャンディのお金は見つかったわ。」メアリーは、そう言いました。

 みんなは、メアリーが言ったことが間違っているってわかりましたね?メアリーが言うべきだったのは「うわぁ、キャンディのお金をなくしちゃったぁ。でもよかった!教会への献金は見つかったわ。」
 これがメアリーの言うべきだったことですね。もしみんながメアリーだったら、こう言っていますよね?どうかな?(訳:木川美来)

 「わが子よ、わたしの教えを忘れるな。わたしの戒めを心に納めよ。
 そうすれば、命の年月、生涯の日々は増し 平和が与えられるであろう。
 慈しみとまことがあなたを離れないようにせよ。それらを首に結び、 心の中の板に書き記すがよい。
 そうすれば、神と人の目に 好意を得、成功するであろう。
 心を尽くして主に信頼し、自分の分別には頼らず、常に主を覚えてあなたの道を歩け。
 そうすれば、あなたの筋肉は柔軟になり、あなたの骨は潤されるであろう。
 それぞれの収穫物の初物をささげ、豊かに持っている中からささげて主を敬え。
 そうすれば、主はあなたの倉に穀物を満たし 絞り場に新しい酒を溢れさせてくださる。
 わが子よ、主の諭しを拒むな。主の懲らしめを避けるな。
 かわいい息子を懲らしめる父のように 主は愛する者を懲らしめられる。」(旧約聖書 箴言3章1-12節)

 一番大切なこと
問1 わたしたちにとって一番大切なことは何ですか?
答 神さまの子どもとして、神さまと共に歩むことです。
(「子どもと親のカテキズム―神さまと共に歩む道―」日本キリスト改革派教会大会教育委員会)

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