木村恭子(川越教会牧師)
メッセージ: イエスを通して神を知る
お変わりありませんか。川越教会牧師、木村恭子です。
イエス・キリストの誕生をお祝いするクリスマスが近づいてきました。 そこで今週は、イエス・キリストがお生まれになったことの意味について、考えたいと思います。
いちばんは、イエス・キリストの受肉(人としてお生まれになったこと)、十字架の死、復活、昇天によって、神の救いのご計画が完成した。これが一番大きなことです。
しかし、もう一つ重要なことがあります。それは、「イエス・キリストを通して神を知ることができる」ということです。マタイ福音書11章27節で、イエスは「すべてのことは、父からわたしに任せられています。父のほかに子を知る者はなく、子と、子が示そうと思う者のほかには、父を知る者はいません。」と言います。
つまり、神の御子であるイエスを知ることで、神を知ることができるのです。ここで「知る」とは、ただ知識として「知る」ということではありません。「知る」「知っている」とは、人格的に深く結びつく、ということまでを意味しています。
今週は、人として地上に生まれ、地上を歩まれたイエスのお姿から、神がどのようなお方なのか、どのような方としてわたしと出会い、交わりを持ってくださるのか。「イエス・キリストを通して神を知る」というお話です。