リジョイス聖書日課

サムエル下23章 最後にダビデが残すことば

放送日
2026年2月12日(木)
お話し
西堀元(北神戸キリスト伝道所宣教教師)

2月12日(木) サムエル下23章

神に従って人を治める者、神を畏れて治める者は、太陽の輝き出る朝の光、雲もない朝の光、雨の後、地から若草を萌え出させる陽の光。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』サムエル記下 23章3-4節

 人生の最後に語る言葉。どうしても伝えなければならないことをよく考えてから語るはずです。ダビデは何を語ったのでしょうか。

 第一に、彼は自分が何者であったかを語ります。自分は「エッサイの子」で身分の低い羊飼いでしたが、神が選び、「油を注」ぎ(1節)、王にまで「高く上げ」てくださいました。

 第二に、彼は働きを語ります。ダビデは神に召されて王として仕えました。そのとき、彼の舌には「主の言葉」がありました。聖霊がダビデを導き御言葉を与えてくださいました。

 またダビデは神を畏れる王でした。困難の中、いつも力を与えてくださる神の憐れみを信じていたからです。4節に「太陽の輝き出る朝の光」とあり、ダビデは後に来られる救い主を遥かに望み見ていたのでしょう。

 だから第三に、眼差しは遠い将来に向かいます。「神は永遠の契約」(5節)をくださいます。ダビデは世界には自分の後があることを知っています。しかしそれよりも、神の恵みこそ自分を越えてずっと将来に広がっていくことを人生から学びました。

 言葉が人生と矛盾していれば虚しいでしょう。ダビデの人生には罪もあり破れもありましたが、ダビデの遺言に脚色はありません。一方的に祝福してくださった神の恵みをダビデは率直に語ったのです。

 【祈り】

 あなたは愛によっていつまでも導いてくださることに感謝します。