1月3日(土) 詩編109編
わたしはこの口をもって
主に尽きぬ感謝をささげ
多くの人の中で主を賛美します。
主は乏しい人の右に立ち
…救ってくださいます。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』詩編109編 30-31節
人生では、なぜこのようなことを言われなければならないのかとか、なぜ、このような仕打ちを受けなければならないのかという、不可解な謎に遭遇することがあります。いわれもない悪口を浴びせられ、思いがけない敵意や悪意を身に受けることもあります。そのようなとき、私たちは、ただただ途方に暮れるばかりです。詩編の作者もそのような逆境のただ中で、この詩編を詠んでいます。
そのような逆境の中で、この信仰者は主なる神に近づき、現代のわれわれには抵抗を感じる表現の数々で神に訴えかけます。徹底的に敵対する者に対して、そこまで神の裁きを求めるのかと、身を引いてしまうような表現を大胆に用います。
これはこの信仰者が持つ、神への全き信頼から出てくる率直な表現なのでしょう。そこまで信頼して、父である神に訴えてよいのだと、詩編は私たちに教えています。
同時に、新約時代に生きる私たちは、主イエスによってさらに深い神信頼へと導かれます。主イエスは教えられます。「敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい」と(マタ5章44節)。復讐は一切、神に任せる。そのような全幅の信頼を持って、父なる神にすべてをお任せする祈りを主イエスは教えておられます。
【祈り】
いわれなき悪意や敵意を身に受けるときも、あなたへの全き信頼の中で祝福を祈る者とならせてください。









