
風間義信(仙台教会牧師)
メッセージ:良き知らせを聞く
おはようございます。今月この番組を担当しました仙台教会の風間義信です。
秋も深まり、日毎に昼の時間が短くなっていく中にあって、自然の移り変わりを感じます。その自然の営みを見つめてでしょうか、聖書は、「草は枯れ、花は散る。しかし、主の言葉は永遠に変わることがない。これこそ、あなたがたに福音として告げ知らされた言葉なのです。」(1ペトロ1:24-25)と語ります。
自然界の営みは、人々の手ではどうすることも出来ず、私たちの小ささを思い知らされます。その自然界を治めるとするならば、それを造られた方にしかできません。
聖書には、ある時、荒れ狂う嵐を一言で静められた方のことが書かれています(マルコ4:35-41参照)。その方が、イエス・キリストです。人には決して出来ない、自然を治めることが可能であるとするならば、それは、世界を造り、守られる神しか考えられません。イエス・キリストはまさに、まことの神なるお方です。
けれども、この方は、その大きな力よって、私たちを抑え込まれる方ではありません。確かに、嵐を静められたのも、「静まれ」(マルコ4:39)との一言によってでした。ただ、その言葉は、福音、良き知らせとして、私たちを慰め、支え、生かすために語られたものです。それが、聖書として与えられたものです。
私たちは来月、神が人となられ、福音、良き知らせをもたらしてくださったことを祝う時を迎えようとしています。それが、「クリスマス」です。その良き知らせを聞く季節が、あなたにも訪れることを信じています。
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