当時、北イスラエルはアラムの王による圧迫に苦しんでいました。北イスラエルの王ヨアハズ、次のヨアシュ、どちらも主の目に悪とされることを行って、罪の道に従って歩み続けました。そのような彼らでしたが、ヨアハズが「主をなだめた」ので、主はこれを聞き入れられました。また、ヨアシュは死の病を患っているエリシャを訪れ、「わが父よ、わが父よ…」と言って涙を流し、エリシャからアラムとの戦いの勝利を約束されます。二人とも神を頼り、その恵みにあずかったのです。ただヨアシュの場合、不徹底な頼り方だったために、アラムを滅ぼしつくすことはできないことを告げられました。しかし、ヨアハズが主をなだめたので、主はこれを聞き入れられた。主はイスラエルが圧迫されていること、アラムの王が彼らに圧迫を加えていることを御覧になったからである。(列王下13:4)