ユダの王ヨシャファトは、イスラエル王のアハブに、アラム人の手からギレアドの町を奪い返すための協力を求められました。ヨシャファトは「主の言葉を求め」ることを提案します(5節)。集められた預言者たちは「主はこう言われる。これをもってアラムを突き、殲滅せよ」と言います(11節)が、ただ一人預言者ミカヤは、「イスラエル人が皆、羊飼いのいない羊のように山々に散っているのをわたしは見ました。主は、『彼らには主人がいない。彼らをそれぞれ自分の家に無事に帰らせよ』と言われました」と言って反対します(17節)。ミカヤは頬を殴られ、獄につながれます。イスラエルの王はヨシャファトに言った。「あなたに言ったとおりではありませんか。彼はわたしに幸運ではなく、災いばかり預言するのです。」だがミカヤは続けた。「主の言葉をよく聞きなさい。わたしは主が御座に座し、天の万軍がその左右に立っているのを見ました。」(列王上22:18-19)