ヒトラーに対抗したドイツ教会闘争の金字塔とも言えるバルメン宣言の第一項に、キリストこそが唯一の門であるというこの聖句が掲げられています。そして、「聖書においてわれわれに証しされているイエス・キリストは、我々が聞くべき、また我々が生と死において服従すべき神の唯一の言葉である」と宣言されています。そのようにして、ヒトラーに追従する「盗人や強盗」どもを退け、どこまでもキリストを信じ従おうとした先人の戦いを、今日の日本の文脈において、我が戦いとしていきたいと願います。わたしは門である。わたしを通って入る者は救われる。その人は、門を出入りして牧草を見つける。…わたしが来たのは、羊が命を受けるため、しかも豊かに受けるためである。(ヨハネ10:9-10)