2章に登場するシメオンを紹介します。彼は信仰があつく、イスラエルの慰めを待ち望みつつ生きていました。彼が生きた時代はユダヤの激動の時代でした。ローマの支配下に置かれ、彼は慰めを見出すことができず、日々を過ごしていました。その中で、「メシアに会うまでは決して死なない」というお告げを受けていました(26節)。このとき、ついに彼は、待ち望んでいた幼子イエスを腕に抱いて、「わたしはこの目で神の救いを見た」と言います。幼子イエスを通して神の救いが実現したことを確信したのです。ですから、彼は、「主よ。今こそあなたは、お言葉どおりにこの僕を安らかに去らせてください」と、喜んで言うことができました。「主よ。今こそあなたは、お言葉どおり
この僕を安らかに去らせてくださいます。
わたしはこの目であなたの救いを見たからです。」(ルカ2:29-30)