未曾有の出来事と受けとめられたいなごの襲来から時を置くことなく、更なる被害をもたらすいなごの大群が大地を襲います。誰もがその出来事の当事者とならなければいけませんでした。最初の時に襲った田畑だけでなく、今回は町の中にも家の中にもいなごが侵入してきたからです。人びとから穀物とぶどうとオリーブを奪っていったいなごは、今や礼拝を献げる人間自身を脅かし始めました。誰もが自分自身に臨む神の怒りを感じとらずにはいられませんでした。あなたたちの神、主に立ち帰れ。
主は恵みに満ち、憐れみ深く
忍耐強く、慈しみに富み
くだした災いを悔いられるからだ。
あるいは、主が思い直され
その後に祝福を残し
あなたたちの神、主にささげる穀物とぶどう酒を
残してくださるかもしれない。(ヨエル2:13-14)