月刊誌リジョイス 聖書日課 2020年5月24日(日)

ルカ24章44-53節 父が約束されたものを送る主イエス

  

「わたしは、父が約束されたものをあなたがたに送る。高い所からの力に覆われるまでは、都にとどまっていなさい。」
イエスは、そこから彼らをベタニアの辺りまで連れて行き、手を上げて祝福された。そして、祝福しながら彼らを離れ、天に上げられた。(ルカ24:49-51)

 復活された主イエスは、弟子たちの心の目を開いて、御自分に起こったことが聖書に書いてあることを悟らせられました。そして、十字架の死から復活された御自分の名によって、罪の赦しを得させる悔い改めをあらゆる国の人々に宣べ伝えるよう、弟子たちに命じられたのです。弟子たちこそ、主イエスの十字架の死と復活の証人であるからです。そのために、主イエスは、「父が約束されたもの」を送ってくださいます。

 「父が約束されていたもの」とは、旧約聖書において約束されていた神の霊、聖霊のことです(ヨエ3章1節、使2章17節)。父なる神が約束された聖霊が弟子たちに送られるとき、弟子たちは高い所からの力に覆われて、大胆に主イエスを証しすることができるようになるのです。

 主イエスは、永遠の大祭司として両手を上げて、祝福しながら天に上げられました。そのことは、主イエスが今も、私たちを祝福しておられることを教えています。主イエスは私たちにも聖霊を送ってくださいました。私たちは、主イエスの祝福の中で、聖霊に満たされて、大胆に主イエスを証ししていきたいと願います。

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