月刊誌リジョイス 聖書日課 2020年5月 3日(日)

ヨハネ10章1-10節 羊の門であり、良い羊飼いである主イエス

  

イエスはまた言われた。「はっきり言っておく。わたしは羊の門である。わたしより前に来た者は皆、盗人であり、強盗である。しかし、羊は彼らの言うことを聞かなかった。わたしは門である。わたしを通って入る者は救われる。その人は、門を出入りして牧草を見つける。(ヨハネ10:7-9)

 主イエスは、「はっきり言っておく。わたしは羊の門である」と言われます。これは1節の御言葉を受けてのものです。「羊の囲いに入るのに、門を通らないでほかの所を乗り越えて来る者は盗人であり、強盗である」。主イエスは、御自分を神の羊たちの囲いの門と言われることによって、御自分だけが救いを与えるメシア、救い主であると断言されたのです。

 盗人であり、強盗であると言われる「わたしより前に来た者」とは、救いを与えると吹聴する偽のメシア、偽の救い主のことです。偽のメシアである盗人が来るのは、羊を盗み、屠り、滅ぼすためです。しかし、羊の門であり、良い羊飼いである主イエスが来られたのは、羊が命を受けるため、しかも豊かに受けるためです。

 主イエスの御言葉に聞き従う私たちは、主イエスという門を出入りして牧草を見つけます。そのように、主イエスとの豊かな命の交わりにあずかることができるのです。

 羊の門は、命に通じる門でもあります。主イエスという門から入って、主イエスとの豊かな命の交わりに、きょうもあずかりましょう。

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