月刊誌リジョイス 聖書日課 2020年3月17日(火)

コロサイ4章 塩で味付けされた言葉

  

いつも、塩で味付けされた快い言葉で語りなさい。そうすれば、一人一人にどう答えるべきかが分かるでしょう。(コロサイ4:6)

 パウロは、「いつも、塩で味付けされた快い言葉で語りなさい」と言います。「あなたがたの言葉が、いつも親切で、興味をひくものであるように」、「塩で味つけられた、やさしい言葉を使いなさい」という翻訳もあります。

 料理をするとき、いちばん重要な味付けは塩味です。いろいろな調味料がありますが、塩を入れないと全然美味しくならないことがよくあります。それと同じように、「塩で味付けされた言葉」とは、美味しい料理のごとく、耳に快い、人の心に感動を与える、興味をひく言葉のことです。

 そのような言葉を語ることは、もちろん簡単なことではありません。とりわけ未信者の家族や周りの人から聖書や信仰について聞かれた場合、どう答えるべきか分からなくなります。自分の言葉の乏しさに切ないかぎりです。

 しかし、神の言葉には力があります。まず私たち自身が塩で味付けされた神の御言葉を味わいましょう。それによって、私たちの言葉も塩味の言葉として整えられていきます。どう語ればいいのか、聖霊なる神が教えてくださるのです。

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