月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年12月26日(木)

イザヤ52章 喜びのはじまり

  

主は聖なる御腕の力を
国々の民の目にあらわにされた。
地の果てまで、すべての人が
わたしたちの神の救いを仰ぐ。(イザヤ52:10)

 クリスマスの喜びは、その救いがすぐそこにまで来ている事実を全世界に宣べ伝えることで深められ、強められます。この良き知らせを他者に伝えれば伝えるほど、私たちの歓喜は溢れるようになります。

 クリスマスの福音は、本来伝道的なメッセージです。隣人に伝えずにはいられないものではないでしょうか。主の慈しみを私たちは歌います。ラッパを吹き、角笛を響かせて、王なる主の御前に喜びの叫びをあげます。海とそこに満ちるもの、世界とそこに住むものと共に手を打ち鳴らし、山々と共に喜び歌います(詩98編参照)。

 私たちはアドベントの間、キリストの贖いの御業の世界的なビションに目を向けてきました。アドベントは最後にキリストのご降誕で完成しました。この喜びを私たちは大胆にこの世界に伝えていきます。ここに私たちの喜びの泉があります。クリスマスは、喜びの終わりではありません。その頂点でもありません。むしろ、喜びの起点、出発点です。今日から、新しく福音を世界に伝えてゆきましょう。その時に私たちの喜びは、さらに大きくされます。

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