月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年10月25日(金)

マタイ17章 主の御声に聞き従う

  

ペトロがこう話しているうちに、光り輝く雲が彼らを覆った。すると、「これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者。これに聞け」という声が雲の中から聞こえた。弟子たちはこれを聞いてひれ伏し、非常に恐れた。イエスは近づき、彼らに手を触れて言われた。「起きなさい。恐れることはない。」(マタイ17:5-7)

 主イエスは三人の弟子を連れて山に登りました。そこで、弟子たちが見たのは、栄光に輝く主イエスが、モーセとエリヤと共に語り合う光景でした。その時、ペトロは、自分たちがどれほどすばらしいところに置かれているかを訴えずにはおれませんでした。そこに天から「これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者。これに聞け」と声がしました。天の父なる神の声です。私たちの父なる神が、私たちに望まれていることが、ここに語られています。

 私たちが、この世を生きるときの指針は、父なる神が愛され、やがてその御心を十字架の上で完全に果たしてくださった、この主イエスの御言葉に聞くことです。ペトロは三者の会談に感動し、その事態を仮小屋に留め置こうとしましたが、本当にすばらしいことはどこにあっても神の御声に聞き従うことです。そこに、神の栄光が輝く道が開かれていきます。

 神の声に聴き従うことを恐れる必要はありません。真の幸いを得る道は、主イエスの御言葉を聞くことにあります。主イエスは、「恐れることはない」と、常に私たちを励まし導いてくださいます。

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