月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年10月14日(月)

箴言7章 教えを瞳のように守る

  

わが子よ、わたしの言うことを守り
戒めを心に納めよ。
戒めを守って、命を得よ。
わたしの教えを瞳のように守れ。
それをあなたの指に結び、心の中の板に書き記せ。

それはあなたをよその女から
滑らかに話す異邦の女から守ってくれる。(箴言7:1-5)

 世の中には、神の教えと異なる主義・主張がいくつもあります。神の戒めと相反する習慣や伝統も多くあります。私たちは、こうしたものと隣り合わせに生活していますから、いつ、どこで、神の教えと異なる言葉に誘惑されるかわかりません。自分でも気づかないうちに誘惑に陥ってしまいます。そのとき、世の中のさまざまな誘惑は、信仰者を惑わし、神への信頼を奪い取ろうとします。

 神は、私たちが誘惑に弱いことを知っておられます。だから、誘惑に陥らない秘訣を教えてくださいます。「教えを瞳のように守れ」と。瞳はデリケートな器官です。だから、傷つかないように注意深く大切にする必要があります。神の教えを大切に注意深く心に蓄えていく。そうすれば、神への信頼を失うことなく、神のもとから離れることもなくなり、神と共に生きていくことができます。だからこそ神は、「戒めを守って、命を得よ」と私たちに呼びかけてくださるのです。

 主イエスが荒れ野で誘惑に勝利されたように、私たちも神の教えを大切にし、主イエスと共にある命をきょうも生きていきましょう。

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