月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年9月15日(日)

ルカ15章1-10節 失われたものを取り戻す天の喜び

  

「言っておくが、このように悔い改める1人の罪人については、悔い改める必要のない99人の正しい人についてよりも大きな喜びが天にある。」(ルカ15:7)

 本来、私たち人間は、神の像に造られ、その命の息を吹き入れられた、神のものです。しかし、神に背を向けて、神共にいます喜びを捨てて、滅びの方向に歩んでしまいました。いるべきところを見失ったのは、神ではなく人間の方です。しかし、失われることを諦めきれない熱情の神は、私たちを「念を入れて捜」すほどに立ち帰ることを渇望されています(8節)。その失われた者を救おうとされる熱意ゆえに、ついに御子イエス・キリストをこの世に遣わされることとなったのです。

 だから、神に立ち帰る者が1人でもいたら、神の喜びは、「友達や近所の人々を呼び集めて」祝うような、天をあげての大喜びだと言います(5、9節)。

 わたしのために、「大きな喜びが天にある」など、おこがましくも大げさだ、と思いますか。もしそうなら、自分を低く見積もり、見誤ってしまっています。なぜなら神は、「わたしの目にあなたは価高く、貴く、わたしはあなたを愛し」ていると言ってくださるのですから(イザ43章4節)。神の喜びを喜ぶ者となりましょう。

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