「大地は作物を実らせた」。この一言を過去の出来事と受け取り、収穫を感謝して歌うことができます。作物は穀物と葡萄を指します。イスラエルの定住地では、毎年春の4月頃に大麦の収穫が始まり、小麦の収穫が続きます。神の民は、収穫した穀物の初穂を神殿祭司のところに携えてゆき、神に感謝をささげました。大麦の収穫の頃に「過越祭」、小麦の収穫の頃に「七週祭」、葡萄の収穫が終わると「仮庵祭」。神の救いの業を想い起こし、子孫に語り継ぎ、神殿の庭で祝うのです。大地は作物を実らせました。
神、わたしたちの神が
わたしたちを祝福してくださいますように。
神がわたしたちを祝福してくださいますように。
地の果てに至るまで
すべてのものが神を畏れ敬いますように。(詩編67:7-8)