月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年1月20日(日)

ヨハネ2章1-11節 わたしの時はまだ来ていない

イエスは母に言われた。「婦人よ、わたしとどんなかかわりがあるのです。わたしの時はまだ来ていません。」(ヨハネ2:4)

 主イエスはカナの結婚式において、最初のしるしを行われました。この時代の婚礼の祝宴は、1週間にわたって続けられます。その華やかな食事の最中にぶどう酒がなくなりました。華やかな喜びのときにぶどう酒がなくなることは、大きな失態だと言わざるを得ません。その中で、主イエスは水がめの水をぶどう酒に変えられました。

 こうして、喜びが失われそうになったときに、主イエスは喜びをもたらされました。しかも、変えられたぶどう酒は良いぶどう酒でした。主が与えられるものは、非常に良く、すばらしいものなのです。

 主イエスは母マリアに「わたしの時はまだ来ていません」とおっしゃいました。「わたしの時」とは、主イエスの十字架の死を意味するでしょう。確かに十字架はまだ来ていません。けれども、この婚礼のしるしによって、十字架と復活を指し示されました。主イエスが来られたのは、その喜びをもたらすためなのです。

 私たちは主イエスの十字架と復活によって、このぶどう酒よりはるかに勝った喜びをいただいています。主イエスから与えられる喜びによって生かされて参りましょう。

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