月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年1月12日(土)

民数記23-24章 祝福された民

いかに良いことか
ヤコブよ、あなたの天幕は
イスラエルよ、あなたの住む所は。

あなたを祝福する者は祝福され
あなたを呪う者は呪われる。(民数記24:5,9)

 モアブの王バラクは、信頼をよせる占い師バラムを呼びつけ、バラムに命じて神の民イスラエルに呪いをかけようとします。しかし、逆にバラムをして神はイスラエルを祝福されます。モアブの王は場所を替えて三度も呪うことを試みますが、すべて失敗に終わります。それどころか、回を重ねるごとに、バラムの口から出る託宣は神の民の祝福が取り消せないものであることを明らかにしました。バラム自身、「イスラエルを祝福することが主の良いとされることである」と悟ることとされました(24章1節)。

 モアブの王とバラムのやりとりは、イスラエルの民の知らないところで起こりました。この出来事は、神の民を外から見たとき、神が神の民と一緒におられることを教えています。近すぎるがゆえに、神が一緒にいてくださることの幸いがよくわからなくなることがあるかもしれません。けれども、神が一緒におられる幸いは明らかなのです。

 主イエスは私たちに約束されました。「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる」(マタ28章20節)。主が共におられる幸いを覚えましょう。

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