月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年1月 8日(火)

民数記19章 身を清めなさい

どのような人の死体であれ、それに触れた者は7日の間汚れる。彼が3日目と7日目に罪を清める水で身を清めるならば、清くなる。しかし、もし、3日目と7日目に身を清めないならば、清くならない。(民数記19:11-12)

 19章では清めの儀式について、中でも11節以下には、死体に触れた場合、人骨や墓に触れた場合の清めの儀式について記されています。

 人間であれ動物であれ、死体は腐敗します。しかし、それは衛生面から汚れるという以上に、宗教的な汚れ、すなわち罪と深い関係がありました。なぜなら、死はアダムの犯した罪によって、世に入り込んで、すべての人に及んだからです(ロマ5章12節)。それゆえ、人は清くなければ神の御前に出ることはできません。神は聖なる方であるからです(レビ11章44節)。神はこのことを教えるために、死体に触れることを強く戒められ、もし触れた場合には、雌牛の灰によって作られた罪を清める水で、身を清めるよう命じられました。

 今日の私たちは、こうした清めの儀式を行いません。なぜなら、「御自身をきずのないものとして神に献げられたキリストの血」によって贖われ、聖なる者とされ、清められているからです(ヘブ9章14節)。聖霊によるキリストとの交わりを通して、絶えず清めにあずかりましょう。

コントローラ


自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2019 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.