月刊誌リジョイス 聖書日課 2018年12月30日(日)

ルカ2章22-40節 この目であなたの救いを見た

「主よ、今こそあなたは、お言葉どおり
この僕を安らかに去らせてくださいます。
わたしはこの目であなたの救いを見たからです。」(ルカ2:29-30)

 間もなくこの1年が過ぎ去ろうとしています。振り返ると、心が暗くなる出来事もあったかもしれません。それでも安らかに、希望をもってこの時を過ごすことができるなら、幸いです。

 シメオンは、幼子イエスを腕に抱きかかえながら言いました。「主よ、今こそあなたは、お言葉どおり、この僕を安らかに去らせてくださいます」。その理由は「わたしはこの目であなたの救いを見たから」です。シメオンは、主が遣わすメシアを見るまでは決して死なない、とお告げを受けていました。そして今やついに、待ち望んでいたメシアを、神の救いを、その目で見たのです。ですから、今こそ主はわたしを安らかに、希望をもって去らせてくださる、この世から、そして主から委ねられた務めから。シメオンはそう語ることができました。

 シメオンが目にした救いを私たちも見ることができます。なぜならそれは「万民のために」、すなわち「すべての民の顔の前に」神が備えてくださった救いだからです。主イエスに神の救いを見出すならば、私たちも平安と希望を胸に抱いて、この1年を締めくくることができます。

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