月刊誌リジョイス 聖書日課 2018年12月19日(水)

民数記7-8章 幕屋と祭具の聖別

モーセは幕屋を建て終わった日に、幕屋とそのすべての祭具、祭壇とそのすべての祭具に油を注いで聖別した。彼がそれらに油を注いで聖別したとき、イスラエルの指導者、すなわち、家系の長は進み出た。(民数記7:1-2)

 7〜9章は、時間的には1〜6章に先行します。出エジプトの第2年1月の出来事です。幕屋と祭具の油注ぎと聖別、各部族の長による献げ物、レビ人の清めなどが書き留められています。

 各部族の長が祭具を運搬するための雄牛と牛車、また、祭壇奉献のための献げ物をささげました。銀の皿、銀の鉢、雄牛、雄羊等、奉献の献げ物の詳細な一覧が示されます。部族の大きさに関わらず等しくささげるところに、主なる神に仕える特権と責任が等しいことがあらわれています。「以下同文」とされず繰り返されるのは、主が私たちの献げ物と献身を一つひとつ大切に心に留めてくださるからでしょう。

 聖別と奉献の後、聖所の燭台に火がともされました(8章3、4節)。この燭台の火は、単なる明かりではなく、モーセが山で見た主の栄光を伝える光です(出24章17節)。すべて主がモーセに命じられた通りに行われ、幕屋は主の栄光が輝くところとされました。

 まことの光、主イエス・キリストが来られ、今も礼拝において、神の御言葉によって主の栄光が輝かされます。

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