マルコ福音書12章で、律法学者が「あらゆる掟のうちで、どれが第一でしょうか」と尋ねたときに、主イエスがそれに答えた上で、「第二の掟は、これである」と示されたのがきょうの個所です。神を信じていると言う限り、神を愛するのは当然ですから、主イエスは「第二」とおっしゃりながら、「隣人を自分自身のように愛する」ことのほうがもっと重要であると教えたかった可能性があります。ですからレビ記19章、とりわけ11〜18節を繰り返し読み、この戒めに従う者とされたいと願います。心の中で兄弟を憎んではならない。同胞を率直に戒めなさい。そうすれば彼の罪を負うことはない。復讐してはならない。民の人々に恨みを抱いてはならない。自分自身を愛するように隣人を愛しなさい。わたしは主である。(レビ19:17-18)