月刊誌リジョイス 聖書日課 2018年7月23日(月)

出エジプト6章 誰も聞いてくれなくても……

モーセは主に訴えた。「御覧のとおり、イスラエルの人々でさえわたしに聞こうとしないのに、どうしてファラオが唇に割礼のないわたしの言うことを聞くでしょうか。」(出エジプト6:12)

 イスラエルの民は重労働のために、モーセが伝える神のメッセージに耳を傾けることができませんでした。

 私たちも、神の福音を人びとに伝えようとするとき、同様の体験をすることがあります。人びとは自分の生活を維持するために懸命に働いています。彼らは自分の生活に直接に影響を与えるようなニュースには耳を傾けることができても、聖書のメッセージには全く耳を貸そうとしないのです。

 「誰も私の言うことなど聞いてくれない」。私たちもモーセと同じような嘆きの言葉を口にしたくなります。

 それでも、私たちは福音のメッセージを語り伝えるべきです。なぜなら、人の耳を開いて福音を聞くことができるようにしてくださるのは神の御業であって私たちの能力ではないからです。だから、私たちは福音を伝え続けます。そして、神ご自身が人びとの心を開いて、福音を聞くことができるようにしてくださいます。もし私たちが忠実に神の福音を宣べ伝えることに励むなら、私たちもまた神の大いなる業の目撃者となれるのです。

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