月刊誌リジョイス 聖書日課 2018年7月 7日(土)

ローマ8章 勝利の歌

わたしは確信しています。死も、命も、天使も、支配するものも、現在のものも、未来のものも、力あるものも、高い所にいるものも、低い所にいるものも、他のどんな被造物も、わたしたちの主キリスト・イエスによって示された神の愛から、わたしたちを引き離すことはできないのです。(ローマ8:38-39)

 私たちを神の愛、キリストの愛から引き離そうとするこの世のもろもろの力が存在します。しかし、それらの力のすべてを結集しても到底及ばない絶大な力があります。それは、「わたしたちの主キリスト・イエスによって示された」神の愛の力です。

 人間の根本問題は、いかにして死に打ち勝つ命を得るかということです。パウロがここで並べている諸力は私たちを命の神から引き離そうとするもろもろの力です。罪の力、死の力です。

 しかし、神の愛は罪に勝利し、死を滅ぼし、罪人に命をもたらす力として働きました。神は私たちに生きよと仰せになり、私たちのために絶大な命の力を、あの十字架の上でふるってくださったのです。キリストは十字架の上で罪と死に勝利された、その勝利がそのまま私たちにもたらされたのです。

 それゆえ、私たちに死をもたらそうとするいかなる力も、今や私たちを神の愛から引き離すことはできません。この勝利の歌は、私たちの歌です。この歌をうたい続けることがゆるされる人生とは、いかに幸いなことでしょうか。

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