わたしはあなたの背きを雲のように
罪を霧のように吹き払った。
わたしに立ち帰れ、わたしはあなたを贖った。
天よ、喜び歌え、主のなさったことを。
地の底よ、喜びの叫びをあげよ。(イザヤ44:22-23)
「偶像を形づくる者は皆、無力で、彼らが慕うものも役に立たない」とあり、偶像を造り、拝む者の愚かさが示されます(9〜20節)。それに対して、まことの神は「あなたを造り、母の胎内に形づくり、あなたを助ける主」であり、創造と摂理の神でもあります(2、6、24節)。その神は、さらに罪を霧のように吹き払い、罪を贖ってくださるお方です。
罪を贖ってくださることの象徴的な出来事の一つが、ユダヤの民をバビロン捕囚から解放してくださったことです。そのために、神はキュロスという一人の僕を立てて、それを実現してくださいました(26〜28節)。
それは、さらなる真の救いを指し示しています。すなわち、一人の僕であり、一人の牧者である者が立てられ、罪の贖いが成し遂げられます。神は、主イエス・キリストを立てて、究極的な罪の贖いを完成してくださいました。
私たちに残されていることは、それを信じて主に立ち帰ることです。主のなさったことを喜び歌い、賛美することなのです。「天よ、喜び歌え、主のなさったことを。地の底よ、喜びの叫びをあげよ」。
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