創世記9章 人は神にかたどって造られた
「人の血を流す者は
人によって自分の血を流される。
人は神にかたどって造られたからだ。」(創世記9:6)
主なる神は、地上に悪が増し、常に悪いことばかりを心に思い計っているのをご覧になり、ノアとその妻、三人の息子(セム、ハム、ヤフェト)とその妻たち、動物たちを箱舟に入れて救い、他の人間を洪水によって滅ぼされました。
主なる神は、ノアとその家族を最初の人間アダムと同じように祝福しました。そして、神は、ノアとその家族に、青草に加えて、動物の肉を食料として与えてくださいました。ただし、血を含んだまま食べることは禁じられました。血は、命をあらわしますから、生きたまま食べることが戒められたのです。主なる神は、動物を食べることを許可されましたが、むやみに殺すことまで認められたわけではありません。
ましてや人間どうしが殺し合うことを認めてはいません。人が人の血を流した場合は、その賠償として自分の血、すなわち命が要求されます。こうして、殺人が禁じられました。その理由は、人が神のかたちにつくられているからです。人の命は、神のものです。与えられている命に感謝し、他者を大切にしながら私たちは歩みます。
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