月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年6月14日(水)

ヘブライ11章 信仰は神からの一方的な恵み

信仰がなければ、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神が存在しておられること、また、神は御自分を求める者たちに報いてくださる方であることを、信じていなければならないからです。(ヘブライ11:6)

 信仰とは望んでいる事柄が今は見えなくても、今それを持っているかのように、やがて実現することを確信することです。そして、この信仰がなければ、神に喜ばれることができないというのです。

 信仰の人アブラハムは、75歳で数えきれない子孫が生まれるとの約束を与えられましたが、その約束が実現に向かって動き出すのには、実に25年の歳月を要しました。アブラハムが百歳、妻のサラが90歳のとき、しかも人間が出産を望み得なくなったとき、神はようやく約束を実現してくださったのです。

 もしアブラハムの信仰が、彼自身の中から出ているとするならば、彼は望み得ないときになお、信じることはできなかったでしょう。

 神とは、私たちに信仰という恵みを一方的に与え、地上の生涯でそれを試しながらも、私たちを励まし続けてくださるお方です。そして約束の実現、すなわち主イエスの再臨のとき、主イエスと顔と顔とを合わせてお会いするという約束の実現へと、確実に導いてくださっています。

 きょうもこの信仰を祈り求めながら、主イエスと共に幸いの中を歩みましょう。

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