月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年6月1日(木)

ローマ14章 今、実感できる永遠の命

神の国は、飲み食いではなく、聖霊によって与えられる義と平和と喜びなのです。(ローマ14:17)

 「使徒信条」は、「身体のよみがえり、永遠の命を信ず」の順序で信仰を告白しています。身体のよみがえりは、文字通りには主イエスの再臨の時に与えられますから、この順序ですと、永遠の命は、死後はじめて与えられる恵みであるかのようです。

 ところで、パウロは、「神の国は、…聖霊によって与えられる義と平和と喜びなのです」と述べています。この神の国こそ、聖霊によって与えられる主イエスとの交わりであり、永遠の命に他なりません。

 主イエスは、御自身をぶどうの木、信じる私たちをその枝に譬えられました。それで、私たちは、主イエスと交わることで、今、豊かに実を結ぶことができます(ヨハ15章5節)。今、豊かに結ぶ実の一つが永遠の命です。すると、永遠の命は、死後はじめて与えられる恵みでなく、主イエスとの交わりを与えられている今、聖霊によって心に感じることができる恵みとなります。それは、まず何よりも、毎週主の日の礼拝で実感できる罪の赦しであり、神との平和であり、インマヌエル(「神は我々と共におられる」)の喜びに他ならないのです。

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