月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年3月14日(火)

イザヤ43章 ほかに救い主はない

わたし、わたしが主である。
わたしのほかに救い主はない。(イザヤ43:11)

 ここには、「わたしのほかに救い主はない」と教えられています。

 イザヤ書43章の背景には、バビロンの人びとが信じる神々の存在がありました。彼らは、捕囚の民が信じる神を無力なものとみなしていたでしょう。しかし、神の民は、はたしてバビロンの神々は人びとを救うことができるか、と逆に問い返しました。

 聖書は、ほんとうの神以外に、人びとを救うことができる方はいないということを教えています。ほんとうの神は「生きておられる」神です(王上17章1節)。この神は、いつでもご自身の方から、私たちに御手を差し伸べ、ご自身の方から語りかけ、慰め、救ってくださるお方です。

 私たちは、かつてこの神を知らず、この神から遠く遠く離れて生きていた者でした。いったい私たちは、どのようにして今ある生活に導かれたのでしょうか。

 それはまさに、神ご自身が御手を差し伸べてくださったからです。「わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛して、…御子をお遣わしに」なったことによってだったのです(1ヨハ4章10節)。

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