わたしが牧会させていただいている教会には、親のいない、あるいは親と一緒に暮らすことのできない子どもを引き取って、自分の子どもとして育てておられる兄姉がおられます。本当に素晴らしい働きだと、頭が下がる思いです。そのような子どもにとって、「パパ」「お父さん」と呼べることは、またそう呼べる人がいることは、どんなに嬉しいことだろうかと思わずにはいられません。また震災や事故、犯罪で親を亡くしてしまった子どもたちも、複雑な思いを抱きながら、深い悲しみと叫びを胸の内に秘めているのだろうと思います。あなたがたが子であることは、神が、「アッバ、父よ」と叫ぶ御子の霊を、わたしたちの心に送ってくださった事実から分かります。(ガラテヤ4:6)